倉庫内作業がメインの物流系

工場で行われる業務は多岐にわたりますが、正社員として就職をする場合には職種によっては経験が問われるケースも少なくありません。いくつかある職種の中でも他業種から未経験でも採用されやすいのが物流関係です。物流関係は倉庫内に保管されている荷物を集めて梱包、発送するといった仕事がメインとなります。荷物の重さ次第で肉体労働になることもありますが、最低限の体力や腕力を持ち合わせていれば問題ありません。物流関係では他のエリアから運ばれてきた荷物をトラックから降ろした後、倉庫内の所定場所に移動させる作業も行います。荷物の移動に使われるフォークリフトは免許が必要ですが、仕事をしながら取得できるので採用に影響することは殆どありません。

単純作業がメインの製造業

物流関係と並んで未経験者でも採用されやすいと言われているのが製造関係です。一口に製造関係と言っても車両や電子部品など働く場所で扱う物が異なりますが、マニュアルに沿って業務を行うという点に変わりはありません。製造業の仕事は大半がいくつかの部署に分かれていて、従業員は与えられた仕事を繰り返しこなす形になります。特別な資格や技術を必要としない単純作業なので、未経験者の正社員登用のハードルも若干低めです。作業自体は難しくなくても、一人の勝手な行動が全体の作業の遅れに繋がることもあるため、責任感が問われます。面接では志望動機を伝えて聞かれたことに答えるだけでなく、しっかりとアピールをして仕事に対する熱意を見せなくてはいけません。